東京ドームシティのプリズムホールで行われたアイスリボンの『プリズムホール大会2023』が、アイスリボンのビッグマッチとして3日開催され、ファンを魅了しました。この特別なイベントで、QUEEN VALKYRIEの杏ちゃむ＆YuuRIがインターナショナル・リボンタッグ王座を獲得し、驚きと感動の瞬間が訪れました。
アイスリボンは、今大会を成功させるためにクラウドファンディングを活用し、ファンから資金を募りました。ファンは、選手が実際に着用したコスチュームなど、魅力的なリターンを提供され、目標金額の112%を達成。これにより、大会には豪華なカードが用意され、ファンの期待が高まりました。
インターナショナル・リボンタッグ王座は、TAKAみちのく率いるJTOガールズのエース、1111柳川澄樺＆神姫楽ミサが保持していました。しかし、10月の大阪大会にて、はたち～ずの星いぶき＆松下楓歩との試合が時間切れ引き分けとなり、規定により王座が剥奪されました。1111はこの日の大会に出場できなかったため、QUEEN VALKYRIE（QV）のYuuRI＆杏ちゃむとの王座決定戦が行われることが決まりました。
試合はQVが奇襲からスタートし、巧みなコンビネーションで攻勢をかけました。しかし、はたち～ずも強い絆で応戦し、連携攻撃で反撃しました。一進一退の攻防が続きましたが、QVはYuuRIのパワーとスピード、そして杏ちゃむのテクニックとサブミッションを武器にした役割分担がうまく機能し、優勢に立ちました。はたち～ずは場外戦から逆転を狙いましたが、その機会を杏ちゃむとYuuRIが利用し、勝利への道を切り開きました。
最終的に、YuuRIのバズソーキックから杏ちゃむのダイビング・クロスボディ、そしてYuuRIのスワントーンボムという連撃で、QVが3カウントを奪い、新たな王者として輝きました。
杏ちゃむはSGP世界シングル王座も保持しており、これで2つのベルトを持つこととなりました。試合後、杏ちゃむはインタビューで「アイスリボンの選手たちは他団体に取られたベルトをしっかり取り戻してほしい。私たちは無敗で、これからも渡すつもりはない」と語り、アイスリボンの強さをアピールしました。
YuuRIは「取り返すことはできませんが、意地を見せて欲しい」と述べ、アイスリボン所属選手たちの奮起を促しました。QUEEN VALKYRIEの勝利は、アイスリボンの未来に向けた新たなステップとなり、ファンには期待が高まる瞬間となりました。
